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Aha!体験してみませんか?茂木健一郎「ひらめき脳」

僕は、結構アイデアマンみたいなところが昔からあって、子供時代から「こういうことしない?」とか友人に持ちかけていました。
まあ、実行者は昔は違ってたんだけどね。職場でもそんなところがありました。
軍隊でいえば参謀ってところかなあ。

で、そんな僕がひらめき(Aha!体験)を体験するのは、何か考えていると突然、全く関係ない別の事が急に浮かんできたりします。
本書「ひらめき脳」によると脳がリラックスしていて、ある程度、刺激があるときに、ひらめき(Aha!体験)するらしいけど、僕の場合は、振り返ってみるとバイク(原付:僕の主な移動手段です)に乗って、好きな事をチラチラ考えている時に、ひらめき(Aha!体験)します。

ちなみに、「Aha!体験」なる用語は、ちゃんとした脳科学用語らしいです。

本書「ひらめき脳」(編集段階で最後まで題名を「Aha!体験」と競い合ってたらしいですけど、僕は「Aha!体験」のほうが意外性があっていいなあと思っているのですが)は、アイデアをひらめきたくて仕方がないビジネスマンのためのどうすればいいアイデアが浮かぶのかといったマニュアル本ではなく、「ひらめきがなぜ生まれるのか」を明らかにするために、ひらめきを支える脳のシステム、学習、記憶、感情、不確実性といったテーマについて書かれた本です。

ひらめき脳 (新潮新書)ひらめき脳 (新潮新書)
茂木 健一郎

感動する脳 (PHP文庫) 脳が変わる生き方 脳と仮想 (新潮文庫) 脳を活かす生活術 脳を活かす勉強法

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はじめに、一体何が描かれているのか一見しては分からないが、一度見えてしまうと「これ以外ではあり得ない!」(これを一発学習呼ぶらしいです)という図「アハ!ピクチャー」なるものを幾つか見せられます。
僕は、1枚だけ、すぐに分かったのですが、あとはまるっきりでした。
半日かけて、やっと分かったという人もいるらしいのですが、僕の場合、持久力がないのか、すぐに「分からない」と巻末の回答を見てしまったので、茂木健一郎氏が言うど忘れの時のような「脳がちりちりする感じ」を体験する事はありませんでした。

茂木健一郎氏によると、ひらめく(Aha!体験)と脳が喜ぶらしいです。また、ひらめき(Aha!体験)は、人生を豊かにします。同時に科学的に研究するのが、難しいテーマです。いつひらめき(Aha!体験)が来るか自分でも分からないからです。

ひらめき(Aha!体験)は、無から生まれるものではなく、学習・記憶によってもたらされます。また、「哲学の道」というのがあるくらいですから、どうも“歩く”というかんきょうが、ひらめき(Aha!体験)をもたらすのではないかとしています。また、スランプなどの「不確実性にうまく対処するために」、ひらめき(Aha!体験)が必要であるとも説いています。

この「不確実性に対処する」ためには、感情が重要らしいです。
皆さんも、恋愛において恋人となってよりも、相手が自分の事をどう思っているのか分からない段階のほうが燃えた経験とかないですか?試験の前、うまくいくかどうか不安になったりとか。
つまり、不確実性は感情を活性化するものらしいです。

今まで、感情とは理性によって制御されるものと考えられていましたが、そうではなくて感情は理性に不可分な形で関わっているというのが、今の感情研究の考え方だそうです。

大学がどこにしよう?就職先はどうしよう?この人が本当に自分の結婚相手にふさわしいのだろうか?、そういった人生の答えの分からない問題の決断が迫られている時こそ、感情が必要になるらしいです。
僕にも経験がありますが、そういった時こそ、感情は高ぶります。皆さんもそういう経験をされた経験はありませんか?

脳にとって嬉しい事(報酬)を表すドーパミンを中心とする感情システムが、不確実性のもとで、どのように働いているのかを明らかにしようとする『神経経済学』の学者・ウォルフラム・シュルツによるこの分野で最も重要な発見の一つは、「適切な文脈における不確実性は、それ自体が脳にとっての報酬になりえる」というものだそうです。

ギャンブルという不確実性にはまる人、恋愛における「この人は、自分のこと好きかな」という不確実性を嬉しいと思う例を挙げています。
ただし、「適切な文脈における不確実性」というのがみそで「この飛行機が落ちるかもしれない」という不確実性など誰も嬉しくはないでしょう。

また、実験結果から人と人の目が合うということ(アイ・コンタクト)が脳にとって嬉しいこと(報酬)であることが証明されているらしいです。
よく「人の目をみて話せ」とかいうのは、意味があったのですね。

自分の経験からも、目は口ほどにものを言うではないですけれども、人と目が合うとそれだけで、怒りであれ、喜び(美人の女性と目が合うだけで嬉しい)を感じた経験が度々あります。

また、人間を含めて生物は、既知の世界に安住すし、不確実性に背を向けると環境が変化した時に適応できなくなるらしいです。

その他、記憶と編集に関する最新の脳科学の知見、セレンディピティ(思わぬ幸運に偶然である能力)に関して、それぞれ1章、割かれています。
会話はひらめきの連続だという著者・茂木健一郎氏の意見には自分の普段の経験から言って、全く同感です。

最後に著者・茂木健一郎氏は「人生、一瞬で風景が変わる」ものの一つとして、ひらめき(Aha!体験)を位置付けています。

茂木健一郎氏が言うように現代は、ひらめきなどの『創造性』が重要視されている時代です。
あなたも、ひらめき(Aha!体験)によって『創造性』を身につけてみませんか?

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