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ベストセラー「下流社会」のバカバカしさ

マスコミでも格差社会が頻繁に取り上げられ“下流社会”という言葉もよく使われるようになった。しかしながら、その言葉の発信源であるベストセラーの新書「下流社会」のバカバカしさには正直、まいった。

著者三浦 展自身が巻末に述べているように、この本に書かれたている事は非常に乏しいデータを元に、それも東京近郊のデータ、年収と意識調査によって“下流”“中流”“上流”と分け、それぞれのクラスに属する人たちの“欲望調査”なるものから、各クラスの人々の性格付けをしているだけで(それもつまらない)、なんらジャーナリティック意義も見出せない。
勿論、アカデミック意義など毛頭ない。

また、最後になって陳腐な提言をつらづらと書きつづっているが、本書には明らかに一部職種に対する著者三浦 展の差別的意識が垣間見られる。またいわゆる“下流社会”に対するエリートであろう著者三浦 展の差別的意識も垣間見られる。

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「戦後教育で失われたもの」を読んで自分の時代を振り返りながら日本の今の教育を考える

JUGEMテーマ:読書
JUGEMテーマ:新書

ニートや凶悪事件で、マスコミに度々取り上げられている日本の若者であるが、彼らが変わってしまった原因は、果たして何でしょうか?
よく言われるのが教育のせいだと言う声が大きいですが果たしてそうでしょうか?

森口朗著『戦後教育で失われたもの』 (新潮新書)で、著者・森口朗氏は、日本の戦後教育、「平和」「自由」「人権」を中心テーマにして進めてきた教育が日本人に与えた影響を考察しています。

著者・森口朗氏は、教師経験もありますが、現在、東京都庁に勤務しています。
しかし、現在、東京都庁が進めている公立高校の君が代、国旗での教師への管理化の推進委員であるかどうかは、定かではありません。

「愛国者は信用できるか」鈴木邦男

僕は日本の歴史が好きで、そこから学んだ者として、日本の歴史を愛するようになった。
そんな僕は愛国心があると自分では思っている。

昨今、愛国心ばやりである。
そういう時期だから「君は日本を愛するか。」みたいなことを聞かれる事もあるが、そういう時、僕は「愛国心がある。」ときっぱり答える。

格差社会論のよきテキスト橘木俊詔「格差社会」

格差問題の第一人者・橘木俊詔氏による格差論の決定版と岩波新書の横帯に紹介されているが、読んでみると、良くも悪くもテキストの域を出ておらず、格差社会に関しての網羅的な知識は得られるが、最後の格差社会への提言を含めて特段、目新しい知識を得られるわけではなかった。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?―身近な疑問からはじめる」を読んでみた

本書は、副題にもあるように、身近な疑問から会計学の基本が学べるようになっています。

表題のさおだけ屋は、時折、うちの近所にも現れます。
僕は、職人みたいな玄人が特別な奴を売っているのかと思ってましたが、本書を読むと違う事が分かりました。
なぜ全国津々浦々、さおだけ屋が潰れずにいるかが本書を読むと解ります。手品の種明かしみたいに、聞かされるとなんだと思ってしまいましたが。

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